とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

通勤、通学を気持ち良く行うための工夫


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今年から通っている学校は山にある学校で車で1時間以上かかる。

つい、出遅れてしまうと1時間半は朝からかかってしまう。

意外とそちらに向かう人が多くて混むのだ。

帰りは1時間ほどで帰ることができる。

単身赴任や引っ越しにならなかったのは良いが、往復2時間以上かかるので(都内の人は当たり前だが)、過ごし方を考えてみた。

昔、東京で暮らしていた時には、通勤電車で本を読み、過ごしていた。

さすがに車の運転をしながらなので本を読む訳にもいかない。

音楽を聞くにしても飽きてしまう。ニュースをつけても3、4周してしまう。

車用Wi-Fiをレンタルして動画でも見ながらと考えたが、不注意で事故に遭うのも怖い。

そこで本を朗読してくれるサービスがないかと考えたところ、

AmazonがAudibleというサービスをしていることを知った。

月1500円という本一冊程度の価格で聞き放題、スマホにダウンロードして、Bluetoothでカーナビから聞くことができる。

割と最近出版の本もあり、数万冊に及ぶ本を聞くこと(読む?)ができる。

1日に2時間以上、本を読む時間なんて、なかなかない。

人間的に大きな深みが出ないか(絵にも)と期待している。

4月から30冊は、聞いている(読んでいる)。

目で読むよりは、少し時間がかかるが、声優が朗読してくれて抑揚があって良い。読むスピードを調整もできる。

できれば英語のレッスンなんかもしていきたいと考えているが、集中できないかもしれないので(運転?内容?)控えている。テキストを印刷することもできる。

今の通勤生活で自己満足していることだ。興味のある人はどうぞ。2ヶ月間は無料です。

 

さて、久々の学校だった。

会社員の方も同じと思うが、休み明けに行くと臨時の仕事が割り込んで来る。

2学期の担当の先生に引き継いだ仕事だったが、その先生が最近のはやり病でしばらく休むことになり、代わりに当番することになる。

金曜までに先生たちの動静を踏まえてから行う仕事なので週末の休みのうちに裁いて、月曜日には案を出さないといけない。休みの日を計算に入れて仕事をしなくてはならないのが教師の○○なところである。その土台を3時間ほど作る。

 

そのあとは、自分の教室の清掃をリハビリがてらに行った。僕はキレイ好きではない。

でも、教室は平日は毎日放課後に整理、整頓を行う。

それは長い講師経験から汚いクラスは、学級崩壊を起こしやすいことを知っているからだ。

荒れているクラスは、担任が盲目になる(逆に盲目だから荒れる)。

生徒は好き勝手をし、散らかる。

担任の先生も教室に長くいたくないから整理ができなままだからだ。

がさつで散らかってしまう先生も、もちろんいる。

 

子どもたちにとって、教室は1日のうちで家の次にいる場所だ。

僕は、子どもたちが気持ち良く居ることができる場所にしたいと考えている。

少しでも、学校生活で居心地の良い場所になるように。登校したくなるように。

古さは変えようがないが、綺麗に保つことはできる。

それも美術を伝えることの一つだと考えている。

まぁ、美術の先生は掃除が苦手な人が多いのだけれども。