どこの職場にもいると思うが、学校にも机が物が山のようなにあふれている机の先生がいる。
前回のゴミの話(チェンソーマンの話)で散らかっている先生の机の話をしたので、物にあふれている山の机について考えてみる。
どこの学校にも、職員室の机が物であふれかえっている先生がいる。
ゴミという訳ではなく、職員朝会のプリントや授業で使ったプリント、業者からのチラシや問題集などであふれかえっている。
それが堆積し、積層化し、高い山脈を作り上げている。
これがいくつかの山同士の谷間に橋がかかって繋がっていたり、引き出しが引かれた上にまた荷物が積み上がっていたりと複雑な地形を産み出している。
そのスペースの中にB4サイズくらいの平地があり、そこで主に仕事をされている。
その事をまわりの先生達からネタでいじられても(嫌がらせではない)、その先生は笑顔であまり気にしない。
時々、雪崩が起きて崩れ、隣の先生の机への被害が出ている時もある。
まぁ、どの学校にもそんな先生が一人はいる。
これが不思議なもので、
仕事がさばける先生の机がきれいかというとそういう訳ではない。
まぁ、さばける先生の机はきれいに整えられていることが多いけど。
仕事をさばくのが上手ではない先生が散らかっていることは多い。
でもこれも絶対ではない。
そんな先生の机を下手に片付けようとすると怒られる。
自分には何が置いてあるか、わかっているそうだ。
見るに見かねて、教頭先生が片付けるように軽く諭される。
それをのらりくらりと理由をつけてかわされる。
面白いもので、一念発起して片付けることがあっても、しばらくするとまた、山は形成される。
これが一つ目の謎。
二つ目は逆の謎だ。
机の物の山は、ある程度の高さの山で収まることだ。ずっと積み重なって大きな壁や天井まで詰まっていくかというとそうではない。
重力のせいか、その先生の片付けの感覚のせいなのか、山の標高が限界に達する。
高くなりきれないのが、もう一つの謎である。
自然界でも僕が考える、似たような謎がある。
自然界の地形は風や雨、川、波などによる侵食や風化がある。
これを何十億年もやっていたら陸地は全部、更地にならないのかなと。
もちろん、火山の噴火やマントルなんかで地形が隆起しているところもあるだろう。
でも、削られるのと盛り上がるのが五分五分ではないはず。
どちらかが勝れば、そちらに近づいていくはずだ。
地学の専門家ならわかるのかな?
という、更地問題がもう一つの謎だ。
最後は更地の全部の大陸が、一つになった第2のパンゲア大陸ができるのではと…いう、僕の考え。
まぁ、陸地がぶつかる点で山脈がまたできると思うけど。