とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

子どもが囲碁教室に通ってみる

長男が、学童が3月までで終了になる。

僕の子どもが通う小学校は、施設の問題で学童が小学3年生となっているからだ。

そこでうちみたいな共働きの家庭は子どもをどうするかという問題が発生する。

春休みも4月1日からは学童に通えなくなる。

そこで調べて出てきたのが近所の囲碁教室だった。

そこは週に火曜日〜日曜日の14〜18時過ぎまでやっている。

月曜日だけ休み。

それで月3000円。

ほぼ、ボランティアだ。

囲碁の普及のためにされているのだろう。

敷地にもその教室の建物と駐車場しかない。

平日は学校帰りに寄って、宿題をしてから、囲碁を習うらしい。

ちなみに僕は囲碁も、将棋もよく知らない。

妻が少し知っているだけだ。

 

連絡して行ってみると

小学生の子どもたちが座布団に正座をし、パチパチと囲碁を打っている。

中には剣道着を着ている子もいて、囲碁が終わったら剣道に行くらしい。

やっている子の半分以上が女の子だ。

優しそうな、高齢の先生が指導されている。

 

3回、慣らしで通ってみたが、なかなか頭を使う。

小学生くらいの時代に囲碁をやっておくと

複雑な思考を身につけることができると思った。

どう相手を詰めていくのか、先を読みながら思考していくことや

広い盤面を見渡し、状況を確認することなど、広い視野を持つことができると思った。

まだ、初心者なので9路盤という8×8の64マスの小さなものだが、

それと比べると19路盤の18×18の324マスになると本当に広い。

途方もなさを感じる。

将棋にはなるけれど、藤井聡太六冠のいう、盤上の景色というのがわからなくもない。

僕には膨大な宇宙にしか、見えない。(囲碁をわかってないのがバレバレだが)

 

今、教育ではプログラミング思考が叫ばれている。

うちの市にもプログラミング教室が70個もあり、

そこに通わせることも考えたが、余程、囲碁教室が良いと思った。

囲碁には、プログラミング思考を高める要素が多くある。

礼儀作法も覚える。

僕も子どもとやりながら覚えたいなぁと思った。

子どももパズルのようで楽しんでいる。

長男がやっている姿を見て、小一の娘もやりたがり、

一緒に通うことになった。

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ちなみに僕は小一の娘より弱い。