とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

もぐら打ちに行ってみた。

子ども会で「もぐら打ち」をするというので今回初参加した。

もぐら打ちというのは、子ども達が、地域の各家庭をまわって

「14日のもぐら打ち、この家、栄え!」

と、わらで作った縄で編んだ棒状のもので地面を叩き、その家庭の無病息災を願う地域の行事だ。

そのお礼に各家庭からお菓子をもらえるというものである。

良いことしに来たハロウィンって感じだ。

 

今までもよその子どもがうちにまわって来ることはあった。

コロナなどで中止になり、今年は実施するというので、子どもに聞くと参加したいということで僕もついて行った。

 

子ども会自体も最近はコロナの影響で行事はできず、集めたお金がクリスマスなどにお菓子や図書カードになって配られるだけで今年で辞めようと考えていた。

 

集合場所である公園に行くと70人くらい子どもたちがいた。保護者も合わせると140人くらいになり、大人数だった。

それで班ごとに分かれるとうちの班は2家庭で3人の子どもになった。

割り当てられた地域の家は30軒ほどになった。

最初は戸惑っていた子ども達も、お菓子をもらえるので積極的になり始めた。

また、逆に楽しみに待っていただいている家庭もあり、行事の大切さも実感した。

こうやって巡ることで互いに顔を覚えてもらう役割があるのだなと感じた。

来年度も子ども会を続けようかなと思った。

 

で、お礼のお菓子をたくさんもらうことができた。それを代表の保護者さん達が集約して分配し一人1袋ずつもらった。

いやいや、その量が多すぎて驚くばかりの量だった。

子どもサイズじゃない普通の大きさのお菓子が30袋くらい入っている!

1袋5000円は越えると思われる。

持ち上げるとこんな感じ。

いや~数ヵ月はお菓子を買わなくて良いくらい。

帰りは子ども達はみんなサンタみたいだった。

地域の人々に支えていただいていることを感じた。