とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

宇宙YouTuberの夢

小学2年生の娘の将来の夢はYouTuberだそうだ。

子どもの夢を潰してはいけないというが、

親としてはYouTuberはちょっと。

最近は人気無くなってきたぞと。

 

前からYouTuberでふと考えた。

だったら「宇宙YouTuber」はどう?

と言ったら、両者の思いが上手く合わさった。

理想はNHKの番組ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!のニャンちゅうだ!

(宇宙に上がってニャンちゅうワンダーランドとはもう言わなくなったのね)

宇宙から猫の被り物をしたネズミが地球の各地の住む人の暮らしや文化を宇宙に発信しているという設定の番組だ。

 

娘もどんどん乗り気になり、昨日作ったのが下の宇宙ステーションの模型だ。

この宇宙ステーションから配信したいらしい。

はやぶさ1号見たいな感じは気のせいだ。
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この模型は収納できるように扉がついており、消しゴムなど収納できるらしい。

 


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今日はスペースシャトルを作った。

どんどん夢が膨らむ。技術も。
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ついでにH2Aロケットまで作った。


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本人が撮った写真。この前までの僕が撮った写真より印象的だ。

まぁ、宇宙をプラスすることで勉強も頑張ってほしいな。

久々の記事でした。春休みでやっと余裕が出てきました。

妻のいぬ間に

というほどではないだが、今年度から夫婦共に担任をしている。しかも、今年度は二人共、修学旅行の引率の年となった。

 

で、木曜日から妻は修学旅行に行っている。

家事は僕のワンオペだ。

僕も家事はする方なのでそこまで大変なことはない。子どもも言えば手伝ってくれるので助かる。

 

妻がいないことを良いことに、普段行かないお店にご飯を食べに行ったり、居間で100号という大きなサイズをキャンバスを作ったりした。

キャンバスは手作りで角材を切って162x130cmの骨組みを作り、ベニヤを貼って綿の生地を貼り、下地を塗る。

妻がいたら、居間でこんな大きな物は作れない。

 

ご飯は普段行けない店は、2軒行った。

1軒目は近くの食堂で4、50年続いているところだ。妻はこういう店に足が向かない。

僕は家庭料理が出るし、安くて美味しくて好きだ。

もう1軒はインド料理店だ。

金曜日の夜と土曜の朝(再放送)の「チコちゃんに叱られる」でナンの話をしていて、

食べたくなった。近くのインド料理店さんを調べ、食べに行った。
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テレビの放送でみんなナンが食べたくなり、お店に行列ができるかな?と思ったけど、そんなことはなかった。

インド料理店には必ずインド人がいる(パキスタンなどの国の人もいるのかも)。

お店のナンはやっぱり美味しい。ほのかな甘味が良い。焼きたてを熱い!熱いとちぎりながらカレーをつけて食べるのが美味しい。

でも、チコちゃんによるとインドの人はカレーとナンを一緒に食べないらしい。

この美味しいナンはタンドール窯じゃないと焼けないよなぁと思う。

スーパーに売っている食品売り場や、パン屋のナンも違う味だ。

お代わりも無料なので単価もそんなにしないんだろうなと思う。

カレーにつけていて、疑問に思った。

ポークカレーがあること。

ヒンドゥー教は牛は神聖な動物、豚は汚れた動物で食べないはずだ。

豚を食べないのはイスラム教でも汚れた動物になっている。

調べてみるとインドのヒンドゥー教ではやはり食べないらしい。

バリヒンドゥー教では食べるらしい。

このインド料理の人はバリ島の人なのか?

ポークカレーをおいているところのインド料理店はバリ人のものなのか疑問に思った。

答えはないんだけど。

そんな、妻も今日、帰って来る。

夕食は何にしようかな?

もぐら打ちに行ってみた。

子ども会で「もぐら打ち」をするというので今回初参加した。

もぐら打ちというのは、子ども達が、地域の各家庭をまわって

「14日のもぐら打ち、この家、栄え!」

と、わらで作った縄で編んだ棒状のもので地面を叩き、その家庭の無病息災を願う地域の行事だ。

そのお礼に各家庭からお菓子をもらえるというものである。

良いことしに来たハロウィンって感じだ。

 

今までもよその子どもがうちにまわって来ることはあった。

コロナなどで中止になり、今年は実施するというので、子どもに聞くと参加したいということで僕もついて行った。

 

子ども会自体も最近はコロナの影響で行事はできず、集めたお金がクリスマスなどにお菓子や図書カードになって配られるだけで今年で辞めようと考えていた。

 

集合場所である公園に行くと70人くらい子どもたちがいた。保護者も合わせると140人くらいになり、大人数だった。

それで班ごとに分かれるとうちの班は2家庭で3人の子どもになった。

割り当てられた地域の家は30軒ほどになった。

最初は戸惑っていた子ども達も、お菓子をもらえるので積極的になり始めた。

また、逆に楽しみに待っていただいている家庭もあり、行事の大切さも実感した。

こうやって巡ることで互いに顔を覚えてもらう役割があるのだなと感じた。

来年度も子ども会を続けようかなと思った。

 

で、お礼のお菓子をたくさんもらうことができた。それを代表の保護者さん達が集約して分配し一人1袋ずつもらった。

いやいや、その量が多すぎて驚くばかりの量だった。

子どもサイズじゃない普通の大きさのお菓子が30袋くらい入っている!

1袋5000円は越えると思われる。

持ち上げるとこんな感じ。

いや~数ヵ月はお菓子を買わなくて良いくらい。

帰りは子ども達はみんなサンタみたいだった。

地域の人々に支えていただいていることを感じた。

 

手芸クラブ


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僕が美術の先生で子どもに時々何かを作らせていたためか、長男が4月に4年生になって、手芸クラブに入りたいとクラブ活動の時間を選択した。

手芸というと女の子のイメージだが、今は男女の区別をしない時代なのでありかなと思った。

でも、絵画クラブとか、工作クラブとか、じゃないのねと思った。あるのかわからなかったけど。

長男はバッグを作りたいと言っていた。

 

そして最近、画像の亀を作った。

小2の妹にあげると妹は喜び、今日学校に持っていったそうだ。

友達に見せるとさわって壊れてしまったそうだ。

で、帰って来てから、それを見た長男が二階の部屋に戻って修理していた。

なかなか降りて来ないなと思っていた。

戻って来たときに聞いてみると、亀を直したあと、靴下に穴が空いていたので靴下の穴を縫って塞いでいたそうだ。

別に親がそうする訳でないのに、子どもは考えてそうするのだなと感心した。

色々なことにチャレンジして面白いことになりそうと思った。

芸術の秋が終わった。

2学期は高校の美術の先生は忙しい。

部活動では、全国総文祭や地域の総文祭に繋がる美術部の県の高校美術展という大きなコンクールがある。高校総体の文化部版だ。

また、その他のコンクールもいくつかあり、それに向けて制作する。

それに向けて休みの日も使って制作を進める。

また、美術系の進学を考える生徒は、大学の推薦入試があり、実技試験に向けて対策をしなくてはならない。これが一般入試にまで行くと2月、3月までになる。

これに2年生の担任になると文化祭で食品バザー(うちの県では)、

修学旅行(うちの学校は2年の2学期)なんかもあり、バタバタだ。

美術コースのある高校にいたときは、2ヶ月くらい休みなしだった。

 

今の学校に昨年から来たのだが地方の美術部らしく、のんびりしており、美術系の進学希望者もおらず、週3回の部活で生徒も来ない日も多かった。

それにあやかって、何かしなきゃと思って始めた今年からの通信制大学院だったが、

今年は美術部も1、2年生が頑張るようになり、美術系の進学を考える3年生も出てきて受験指導もあり、てんてこ舞いになった。

やっとその11月までで大きな山を超えた。

高校美術展では、1年生が全国総文祭に選ばれることができた。

本当に頑張る生徒で何か賞に選らなばれてくれないかと考えていたけれど、

全国まで選ばれてくれて良かった。

美術に進学するかは置いておいて、せっかく努力して励むので何かしら、賞を取らせ、自分の自信に繋がる形に導いてやりたいと思う。5人出して3人受賞できた。

2学期は他のコンクールと合わせ、8個の賞を受賞することができた。

美術コースでない美術部にしては頑張っている方である。ただの自慢。

僕は野村克也監督のことが好きで、自信がなかった生徒を伸ばしていくのが好きだ。

受験では2名の美術系を希望する3年生がいて、一人合格、一人結果待ち。

でも、力はだいぶ伸びたので、例え推薦で結果が振るわなかったとしても、

一般入試ではさらに力を伸ばして、発揮してくれるだろう。

文化祭では焼きそば、10円パン、ギョウザ、電球ソーダを調理し、販売した。

店舗づくりから励み、漫画に出てくる文化祭のノリで設営、運営した。

僕の方針としては楽をさせない。商売は大変だし、大変だ。

また、暇している生徒を作らないために仕事はいっぱい。

みんな必死に働き、大変だったけど、それが良い思い出になった。

仕方なく?余ったジュースとお菓子で週明けに片付けと共に乾杯した。

完売したのに、食材が余ったのは仕方ない。そういうさじ加減は必要ね。

売り上げは全部、生徒会に寄付しました。

 

まぁ、そんな感じでとにかく忙しくて疲弊した芸術の秋+αだった。

でも、美術の先生で、秋は忙しくないとなぁと思う。

その分のしわ寄せが、物で荒れ果てた美術準備室と、ストレスでお菓子をつまみ、体重の増加という結果を招いた。

今日は子どもランニングをし、ダイエットを始めた。

冬休みには美術準備室も整頓したいと思う。

でも、明日からは修学旅行、クリスマス後にはクラスの総合的な探究の時間をとあるコンクールで発表と、まだまだ忙しい2学期が続く。

教育実習生が帰っていったの続き


6月に体育の教育実習生がうちのクラスに所属した。

最後に僕のところに挨拶に来て、

「うちのクラスに入れて良かったです。自分が高校生の頃と違ってクラスみんなが

仲が良くて楽しかったです」と帰っていった。

次の週には、全国大会の県予選があり、その先生は出場しており。

惜しくも準優勝で県代表にはなれなかったがそれでも凄い。

それは以前、挙げていた記事だ。今回はその後について。

 

 

教育実習の翌週には、生徒たちに「教育実習の先生が楽しかった、

良い経験になった、教職への想いが強くなったと言っていた」と伝えた。

僕自身も教育実習で教職への想いが強くなったので、

その思いを繋げたいと思っていた。

教育実習で良い思い出を作ってほしい。

その後、目指すか、目指さないかはその大学生の権利。

 

そして、そんな教育実習生を応援するクラスであってほしい。

中には教育実習の経験を経て、教職を諦める大学生もいる。

僕自身も教育実習の経験が良くて、教職への想いが強くなった。

頑張る人を応援する人になってほしい。

このことは、生徒に話をしている。

 

この間の大会、県を1位の選手は、なんと全国で優勝したので負けても仕方なかった。

で、うちのクラスに来ていた教育実習の先生は、なんと、一発合格してしまった。

なかなか、高校の体育で新卒一発合格は難しい。

体育は倍率が10倍を超えるからだ。すごい時は60倍位に。

大学の現役生での受験は面接で、自分が高校時代の思い出と

教育実習での経験を話す他は話のネタはない。

僕みたいに講師を14年くらいやっていた人は講師経験を話すしかないけれど・・・

その教育実習の良い体験を語ってくれのではと思う。

クラスの生徒たちが、実習生の合格の後押しをしてくれていたら嬉しい。

来年度からは同じ教師の立場で頑張っていきたい。

 

話は変わるが、ある傾向が今年度の採用試験には出ていた。

今年は募集よりも採用数が多くなっていた。それもほとんどの教科で。

僕の採用の時は募集がなかなかなくて、高校美術は6年ぶりの募集だったのに。

最近の教職のブラック労働の記事の問題から希望者が減り、

学校現場の人手不足が話題になっての反応だろう。

そんな時代が来るとは夢にも思わなかったな。

七転び八起き

この作品、夏にとあるコンクールに出して、落選した。

九州で一番大きなコンクールで、最後の開催だった。

だいぶ気合い入れてチャレンジだったのだが、落選し、落ち込んだ。

せめて入選でもと思っていたが、叶わなかった。

 

落選すると未発表のままなので、手を入れ直して別のコンクールに出品した。

このコンクールはグランプリと2位の審査員特別賞が4点と入選、落選しかない。

新聞社主催のコンクールで昨日、速報でグランプリの作家の名前が出てた。

なんの連絡もなかったので、また入選かぁと思っていた。

 

今朝、新聞を見てみたら2位の審査員特別賞に入っていた。

コツコツ頑張っていると神様かなんか、ご褒美をくれるのかなと思う。

もちろん、みんなが頑張っていないわけじゃない。

そんな中で結果が出せて、ありがたい。

また、頑張っていこうと思える。

今日は部活で、休日のお昼は近くのスーパーで400円のあごだし唐揚げと高菜弁当が500円のとんかつ弁当になった。

ささやかなお祝い。とんかつ好きなんで。