今年は休みの並びが多く、最後の三連休になるとコロナ禍もあって
子どもとすることがなくなって来た。
さすがに5日も6日も公園に走りに行くのも何かなとと思っていた。
そこで
全九州高等学校総合文化祭佐賀大会で買っていた木のスプーン作りに取り組んだ。
(買って来てたの忘れてた)
福岡県の大川市の大川家具は有名だが、その大川市を川で挟んで向かい側にある
佐賀県の諸冨町の家具も有名である。
尚、この二つの地域を繋ぐ橋は
昇架橋でこれも歴史ある建築物である。
その諸冨町に飛鳥工房という、
木製のおもちゃや食器の工房がある。
そこのオーナーはお子さんが生まれたとき、
お子さんが口に物を入れても害のない、
おもちゃや食器を作りたいと始められたそうだ。
そこで高校生は交流で
木のスプーン作りを体験した。
それが木の風合いが味があって素晴らしく
良いなぁと思っていたら、
そのスプーンのキットが売ってあって、
子ども用にお土産で買った。
キットといっても一からではなく、
張り合わせた2種類の木にスプーン型に
彫り込んであり、バリを手で取って、
ヤスリできれいに磨き上げていく作業になる。
ヤスリは3種類あり、形を整え、
丁寧に磨いてスベスベにする。
茶とベージュのツートンのスプーン。
最後にクルミを潰した油で磨くと木に
しっとり
したツヤが出る。
次の日の夕食がシチューで子どもたちは、
自作のスプーンを使いたいと
用意し、満足しながら食べていた。
飛鳥工房さんの思いを改めて知ることができた。
木と一緒に生きてきた日本の文化も素晴らしいと思う。大事にしていきたい。
自分で作ったものだと愛着が湧き、
また味わいが違うね。