とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

おいしいものが家でも(うちでも)簡単に作れる時代になった

やっと、学校が始まり、1週間、始まってしまうと忙しい。

昼休みも生徒との面談と昼食を取る暇もなくなる。

暑さも重なり、生徒も大変だったと思うが、何とか、うちのクラスは5日のうち、3日は全員揃うことができた。

この2日は授業準備で絵を描き進めることができなかった。



さて、最近、我が家では寒天がブームになりつつある。(なんだ寒天かと思われるかもしれないが)

もともと、妻がお通じがあまり良くなく、で、スーパーで寒天の天然の棒を見たが、高くて、代わりにゼラチンを買った。子どもとゼリーを作って食べたがやっぱり違うよねとなった。

先週末にドラッグストアで寒天を見ると天然の棒状と粉末があり、やっぱり粉末が安くて粉末を買う。

天然の棒だと2本入りで2回しかできないが、粉末で10回できてしまう。

同じくらいの値段で。

家でネットのレシピを見ながらミルク寒天を作る。

これがおいしくて、妻の課題も解決。

きょうも朝から子どもが朝6時すぎに起きてくるので朝食を作る前に一緒に作る。

 

僕が子どもの頃には、おばあちゃんが作ってくれていたけど、ゼリーを覚えた僕にはちょっと苦手だった。


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固くて、あのピンク色や緑色していた不自然な見た目が。

独特の容器があったよね。

ぼこぼこしたドーナツみたいな型が。

大人になって味覚が変わったのかもしれないがあの頃よりおいしいものができているような気がする。

 

他のメニューにしても、ネットを通してレシピを調べて工夫することで、お店で食べるよりもおいしくできるものが増えた。

材料費も何分の1に押さえることができ、しかもおいしいなら、あまりお店に、行く機会は減る。

作る手間と片付けの手間が省けるぐらいしかない。

 

美術をする人は、料理をする人が多い。御節料理をするお父さん美術の先生もいる。

3日もかけるそうだ。

料理は食材を加工し、手本に沿って作るとできるからだ。工作みたいなものだ。

 

複雑な調味料、長時間の煮込みなどあるものは無理だが、単純なものは家で作って、できたてがおいしい。

 

生徒にも言う。

料理が、できない、苦手はない。

女性だから上手もない。才能も普通に作る分には関係ない。

作ってくれる人がいなければ死んでしまうの?と。

 

おいしいものができて、家族に喜んでもらうと嬉しい。

お店レベルにできると満足だ。

でも、たまにお袋の味も思い出す。

自分では、かなわないおいしさがあるなと。