先日の日曜日にマラソン大会に参加して来た。
夏頃に小3の長男が運動に自信がない様子だったので、
少しでも自信をつけさせたいとマラソン大会に申し込み、
それを目標に週に一度、一緒に走って練習してきた。
初めの頃は、走りたくない、嫌だ。
だってきついもんとばかりだったが、
少しずつ、走ることができるようになってきた。
練習ではラストスパートをかけて僕を置いて行こうとするようになり、
走りも様になってきていた。
子どもは成長が早くていいなと感じていた。
いよいよ、申し込んでいたマラソン大会当日になった。
かといって、初めてのマラソン大会なので親子で出ることができる
ゆっくりしたコースの2.5kmだ。
行く途中の朝景色、山を超えていくので下界の景色が美しい好天だ。
会場にはスタート8時過ぎに着いた。
フルマラソンやハーフマラソン、3km、5km、10kmのコースもある。
コロナ禍で4年ぶりの開催で選手やスタッフで盛り上がっていた。
うちのコースは10時過ぎにスタートだが、
フルマラソンのコースは9時出発でみんなジャージを脱いでアップを始めた。
するとうちの子もその雰囲気に合わせてジャージを脱ごうとする。
いやいや、うちは9時半くらいからでいいって、寒いし。
そんなことを各コースのスタート30分前には同じことを繰り返す。
いよいよ、うちの子がスタートするコースの時間になった。
スタート前はこんな感じ。1500人くらい?
子どもや親、祖父母など様々だ。
よーいどんで走り出すも、ゆっくりのコースだから動き出しもゆっくりだ。
少しずつバラけてくるのでそれをかわして走り出す。
で、このコース、途中でイチゴが食べられるという話だった。
今年も食べられたのだけれど、コロナ禍の影響で
イチゴのパックが配られることに。
手渡しでイチゴのパックをもらっても走りにくい。
仕方ないので僕は自分の分と子どもの分と2パックを手に持って走る。
せめて袋が欲しい。
だったらもらわないと良いけど、貧乏性でイチゴは欲しい。
子どもは力強く走った。
昔は手はプラプラして、力無く走っていたのに。
途中で「きついもん」と涙目で歩くこともあったのに。
成長だなぁ。
終わった後に楽しかったと言っていた。
来年も出る?と聞いたら「うん」と言ってくれた。
今回は、ゆっくりのコースで人混みがすごかったので
小学4年生以上の3kmコースに出場しようかと話になった。
こちらは親とは一緒に走らない。
少しは、今回のことが自信になったみたいだ。
子どもがいると、こんなことが再発見になる。