とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

教え子が初の美術教師に

今日は、うちの県の教員採用試験の合格発表の日だった。

高校に勤めるようになって、指導した教え子が、見事、中学美術に合格した。

大学4年と中学校現場1年目での受験は不合格になり、

3度目の挑戦(24歳)だった。

夏休みに2次試験の面接と小論文の対策のノウハウを近所の喫茶店で指導していた。

 

僕と違い、早く合格できて良かった。

一緒に県の美術を盛り上げていきたい。

高校で教えた生徒で、美術の教師として合格したのは初めてだ。

本当に嬉しい。

高校生の時に、性格が学校の先生に向いているので目指してみないか、

と進めた生徒だった。

 

今、巷ではブラックとか言われて、避けられる教職に進んでくれて嬉しい。

教職は、子どもたちの成長に関われることが、一番のやりがいだし、

未来を背負う、子どもたちを育てる大切な仕事である。

 

僕の美術の授業を通して、美術に興味を持ってくれて、

大学に進学して、

美術教師を目指し、合格してくれたことがまた嬉しい。

 

今日は、なかなか、採用試験の結果の連絡が来ないので、

悪い結果だったのではと心配していた。

「先生の支援のおかげで合格しました」とあったが、

合格発表から連絡が来るまで10時間ぐらいかかっている。

発表の時間を10時間、間違えたかな?

 

実はもう一人、高校美術の先生を手ほどきをしていて、

その人も高校美術が合格だった。

その人は、「お世話になった先生(僕)に一番に連絡をと思って」と、

17時半くらいに連絡があった。

合格発表は9時半だったと思うけど・・・

なかなかの遅い一番だ。

こちらも連絡が来ないので不合格ではと心配した。

 

別に嫌われてはいないと思うけど(笑)。

関わった二人が、思いを持って合格してくれて嬉しい。

今日は良い日だ。

あとは残りの時間を、次のコンクールの締切に向けて頑張ろうと思う。

この絵、締め切りまであと2週間くらい。