とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

誕生日らしくない誕生日

今週の水曜日、誕生日だったんですよ。

なんか、その日が誕生日らしくなくて、その日の話。

まぁ、くだらない話です。

まず、うちは妻がたまたま同じ年度生まれで夏生まれ。

そのせいか、妻の誕生日が来たら、自分も何故かその歳になった気がして、

歳を聞かれると妻の歳を答えそうになる。半年くらいは若くて得しているはずなのに。

 

でいつもは何か、妻がプレゼントを聞いて買ってくれるのだけど、

今年は断った。来年度から通信制(完全オンライン)の大学院に行くので

お金がかかるからいらないよと断った。

うちは誕生日プレゼントは相手が欲しそうなものを聞いて買う制度。

僕が変わったものを買ってプレゼントしていたら、妻が気に入らなくなり、

この制度になった。

 

今回は、妻もお互い学年末考査期間で年休(有給)をとって早く帰ることができたので家族みんなでケーキを買いに行くことになった。

いつもは誕生日ではない方が買いに行く。

うちは子どもがまだ小さいこともあり、ホールではなく、

カットケーキを色々買ってきて好きなもの選んで買う。

 

それがケーキ屋さんに行くと最近の価格高騰でケーキが4割増くらいの値段になっていて驚いた。

そして小学3年生の息子がまた、カットケーキのスペシャルデコレーションのものを

欲しがり、僕の氷河期世代スイッチが入ってしまった(変な貧乏性)。

その近くに並んでいたちょっと良さげなチョコロールケーキを買って、

みんなで切って食べようということにした。

 

それから家に帰ってきて、妻は仕事で激疲れており、

少し休んでから料理をするという話だったが、僕は逆に元気だったので

(美術は定期考査がないので出題、採点がない。テスト監督くらい)

料理を作り、みんなで食べ、後片付けもした。

 

後片付けをしているうちに小学1年生の娘がホットカーペットで寝てしまった。

で、ケーキを準備して娘に起こすと起きてケーキを食べると言う。

なのでケーキを囲んでハッピーバースディの歌を歌ってくれるのだが、

(こんなことも今のうちだろう)

娘は眠さから、かつてないほどの真顔で歌を歌っていた。

歌を完全に作業で歌わせられている感じ。

その後、ケーキはちゃんと娘は食べたのだけれど。

その後片付けも自分でした。(別に妻にして欲しいとは思ってないけど)

 

家族揃って祝ってもらうだけ、贅沢な話なんだけれど、

なんとも手応えのない誕生日だった。

生徒も普段はやたらと誕生日を聞いてくるくせに、当日は気づかず、

何も言って来ない。

まぁ、変なぼやきでした。

結論から言うと何かしてもらうと誕生日らしくなるのかなと。

 

高校時代か浪人時代、帰りが遅かったせいか、

家族が先に僕の誕生日のケーキを食べていたことがあった。

その時ぶりの変な感じ。