とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

うちのクラス自慢していいですか?

自慢できるうちに。別になんか賞に選ばれたわけではないけど。

 

今日、年度末に向けて出席を整理していた。

で、うちのクラスは1年生のクラスなんだけど、クラスの人数の、

38%が皆勤。38%が無欠席。

欠席が24%でそのうち14%が怪我などの通院だった。

体調不良の休みは10%程度。

 

クラスの76%の生徒が1日も休んでいないということで驚いた。

(コロナ禍で風邪症状や熱が出席停止になりやすいのはあるけれど。出席停止は欠席扱いにならない)

休んだ生徒もほとんど欠席日数はない。

高校1年生は、入学して環境の変化が大きく、それで馴染めない生徒も多い。

その中で多くの生徒が休まず来てくれているのがありがたい。

 

僕の一番目標とするクラス作りが、誰もが気持ちの良いクラスだ。

それはクラスが自宅の次に、1日中で過ごす時間が長いからだ。

だから、誰でも来たくなる環境づくりに力を入れている。

それは好き勝手自由にできるクラスではなく、少しずつのお互いの気配りが、

みんなにとって居心地の良いクラスになる。

それを目標に、様々な声掛けや取り組みをしている。

例えば1日の終わりには、教室の整理に行く。(している先生もいると思う)

それは生徒たちに気持ち良く次の日を迎えてほしいからだ。

昔、20代の講師の頃に中学校で荒れているクラスがあった。

荒れているクラスは担任の先生も長くいたくないから汚くなる。

先生に余裕がなくて散らかっているのが見えなくなる。

綺麗な教室で荒れているクラスはない。

色々な場面で、生徒が大切にされていることを実感するからこそ、

生徒も他の生徒に優しくできると考える。

 

その思いが通じて、協力してくれたからこそ、できている結果だと思う。

もちろん、僕一人の力ではない。

コロナ禍で不登校の生徒が全国的に増えているそうだ。

そんな中で全員揃っていることは、ありがたいことだ。

学校に来るのが楽しいらしい、クラスみんな仲も良いし。

ひとまず、人間関係の土台はしっかりとできたので2年生では、

これを基盤に進路意識を高め、それぞれの目標に向かって歩ませたい。

 

でも、クラス替えがあるんだよなぁ。

僕だって2年生の担任になれるかもわからないし。

少し、1年生なのに卒業式の気分。

この間、生徒が卒業アルバム作りましょうと言っていた。

いや、まだ1年だし。

ここ、学校の先生の楽しいところ。