とある美術教師の制作日記

絵の制作や教育のことなんかのつぶやき

う〜ん、入選。

なかなか、入賞の壁を破れませんな。

「No war,No more war」

という反戦の要素を含んだテーマ。

日本は離れており、直接、反戦の重さを語れないと考えた。

でも、今起きていることは避けて通れない。

子どもがおもちゃの戦車を壊している姿。

シンプルすぎたかな。

でもちょっと新たなチャレンジを込めていたので

それはそれで良い。

 

次は岡山県のしんわ美術大賞展に出品予定で制作中。

これはあと10日くらいで応募しないといけない。

 

来年は大きなコンクールとして、

青木繁記念大賞ビエンナーレ」に出品したい。

九州で一番大きなコンクールだ。

2年に一度の開催なのだが、コロナ禍の影響で久々の開催になる。

しかし、今回で最後の開催となるそうだ。

 

最近の美術コンクールの傾向として、

毎年開催が、

2年に1度開催(ビエンナーレ)、3年に1度開催(トリエンナーレ)にと、開催回数が減ってきている。

また、今回の青木繁展のように終了になる公募展が増えてきている。

コロナ禍の不景気、美術への世間の興味が、

美術界に大きな影を落としてきていると感じる。

 

僕も教師になって、教師としては安定してきたので、

今後は美術の制作にも力を入れて行きたいと思う。

結果を出して、美術の良さ、凄さを生徒にアピールしていきたい。

有言実行できるように、有言しておく。

 

今は美術コースのある学校ではないので、自分の制作にも集中しやすい。

美術コースのある学校だと2学期は、コンクールに向けての指導で2、3ヶ月休みがない時があるし、3学期は実技の受験指導がある。

この10年くらいが、自分の絵描きとしての修行の時期なのだと思う。